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転職準備チェックリスト|仕事を辞める前に確かめたい8つのこと

Paper cutout illustration of a person in a white shirt holding a smartphone and a cardboard box of office supplies. Text CHANGE JOBS

朝起きたときの重さ。通勤中の、理由のはっきりしないだるさ。仕事そのものより、続けている自分への違和感が少しずつ広がっていく。

「しんどい」と感じたとき、選択肢は我慢するか、すぐ辞めるかの二つだけではありません。その間に「準備する」があります。この記事では、仕事を辞める前に確かめておきたい8つのことを、チェックリストにまとめました。

準備せずに辞めると
起きやすいこと

勢いで退職を伝えたあと、次のようなことでつまずく人は少なくありません。

  • 生活費の見通しが立たず、焦って条件を妥協する
  • 何を求めているのか言葉にできず、面接で軸がぶれる
  • 退職の段取りがわからず、引き継ぎや手続きで消耗する

準備は、選択肢を減らさないための作業です。動く前に手元の状況を並べておくと、判断がぶれにくくなります。

転職準備
8つのチェックリスト

順番に決まりはありません。気になる項目から確かめてみましょう。

1.
生活費の見通し

直近3か月の固定費と変動費を書き出し、1か月に最低いくら必要かを出します。そのうえで、貯金で何か月まかなえるかを確かめておきましょう。

自己都合で辞めた場合、雇用保険の基本手当には給付制限があります。2025年4月からは原則1か月に短縮されましたが、すぐに受け取れるわけではない点は計算に入れておきます。

2.
有給休暇の残日数

勤怠システムや人事担当で、残日数を確認します。有給は付与日から2年で時効になり、退職日を過ぎれば使えません。最終出社日と退職日を分けて、使い切る計画を立てておくと安心です。

3.
スキルの棚卸し

担当した業務、使ったツール、出した成果を書き出します。大きな実績だけでなく、日常的に担っていた役割も含めましょう。求人を選ぶ基準にも、面接で話す材料にもなります。

4.
転職の軸

何が嫌かではなく、何を大切にしたいかを言葉にします。働き方、収入、人間関係、成長の4つについて、譲れない条件と妥協できる条件を分けておくと、求人を見比べるときに迷いません。

5.
情報を集める範囲

求人サイトやSNSの情報は、見ようと思えばいくらでも出てきます。使う媒体は2つまでに絞り、見る時間帯も決めておきましょう。

6.
相談できる相手

判断を一人で抱えると、視野が狭くなりがちです。信頼できる友人や家族、キャリア相談の窓口や転職エージェントなど、考えを声に出せる相手を1人決めておきます。エージェントの選び方は相談しやすい転職エージェントの選び方にまとめています。

7.
退職までに必要な期間

期間の定めのない雇用なら、民法では退職を申し出てから2週間で雇用が終わるとされています。一方で、就業規則で「1か月前までに申し出る」などと決めている会社もあります。

まずは自社の就業規則を確認し、引き継ぎにかかる時間も含めて、無理のない退職日を考えておきましょう。

8.
心と体の状態

睡眠、食欲、集中力に変化がないかを振り返ります。不調が続いているなら、転職活動より先に、医療機関や相談窓口に頼ることを考えてください。

全部そろわなくても
動き出せる

8つを完璧に埋めてから動く必要はありません。チェックリストの役割は、抜けに気づくことです。

たとえば、1と7が確かめられたら情報集めを始める。4まで言葉にできたら、誰かに相談してみる。手元の材料で一歩ずつ進めるほうが、動き出しやすくなるでしょう。

今日は、1の生活費だけ書き出してみてください。数字が見えると、焦りの大きさが少し変わるはずです。