面談の予約を入れたものの、当日が近づくにつれて気が重くなる。何を聞かれるのか、強く勧められないか、うまく話せるか。
この緊張の多くは、相手が見えないことから来ています。この記事では、転職エージェントを使う前に確かめたいことと、相談しやすい担当者を見極める6つのポイントを整理します。
面談は
評価される場ではない
転職エージェントとの面談は、採用面接ではありません。希望や経験を伝え、どんな求人がありそうかを一緒に整理する打ち合わせです。
その場で応募先を決める必要もありません。紹介された求人は持ち帰って考えてかまわない、と知っておくだけで、話す側の余裕は変わるでしょう。
使う前に
確かめたい3つのこと
転職エージェントは、国の許可や届出を受けて職業紹介を行う事業者です。厚生労働省の資料では、利用する前に次の点を確かめるよう案内されています。
- 許可や届出を受けた事業者か
- 手数料を求職者と企業のどちらが負担するか
- 職業紹介優良事業者の認定を受けているか
許可の有無や手数料の情報は、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で調べられます。
相談しやすい担当者を
見極める6つのポイント
すべてを満たす必要はありません。気になる項目を、面談の中で確かめてみてください。
1.
話を最後まで聞く
こちらが話している途中で、提案をかぶせてこないかを見ます。少し長めに希望を話し、最後まで聞いたうえで要点を返してくれるかが目安です。
2.
希望を否定せず整理する
欲張りに思える条件を一つ伝えてみます。頭ごなしに無理と返すのではなく、優先順位を一緒に並べ直してくれる担当者なら、相談の土台ができています。
3.
求人の理由を説明できる
紹介された求人について、「なぜこの求人なのか」を聞いてみましょう。数だけ送ってくる、応募を急かすといった対応が続くなら、注意が必要です。
4.
連絡のペースが合う
希望する連絡の頻度と手段を、最初に伝えておきます。その要望を覚えて、やり取りに反映してくれるかを後日確かめます。
5.
業界の事情に詳しい
志望する業界ならではの事情を一つ尋ねてみます。具体的な言葉で返ってくれば、前提から説明し直す手間が省けます。
6.
担当の変更や中断を
隠さず説明する
担当者の変更や利用の一時停止ができるかを、直接聞いてみましょう。はっきり答えるか、言葉を濁すかで、利用者の選択肢をどう扱う会社かが見えてきます。
合わないと
感じたときは
担当者との相性は、利用する側の落ち度ではありません。サービスによっては、窓口に申し出て担当者を変えてもらえます。理由は「相性が合わない」と簡潔に伝えれば十分です。
一社に絞らず、二社ほどを並行して使うと、進め方を比べる余地が残ります。面談の前に自分の希望を整理しておきたい人は、転職準備チェックリストも参考にしてください。
次の面談では、「この求人を選んだ理由は何ですか」と一度聞いてみてください。その答え方に、担当者との相性がよく表れます。