午前中をなんとか乗り切って、デスクでスマホを開く昼休み。気づけば残り5分、頭は休む前より散らかっている。
昼休みのすべてを休憩に使う必要はありません。食後の15分だけ、画面から離れて頭を休める。この記事では、その15分の過ごし方と、支えになる小さな道具を8つ紹介します。
昼休みに
休めていない理由
昼休みにSNSやニュースを見ていると、体は座って休んでいても、頭は情報を読み続けています。休んだつもりで午後に入るため、最初の1時間が重くなります。
短い休憩でも、使い方しだいで回復の時間になります。10分以内の短い休憩を扱った22件の研究をまとめた分析では、休憩によって活力が上がり、疲労が減る傾向が見られました。
昼休みの15分で
やること
1.
食後の15分を
先に確保する
昼食を終えたら、午後の仕事に戻る前の15分を空けておきます。時間を決めておくと、なんとなくスマホを開く流れを止めやすくなります。
2.
スマホを
手の届かない所へ置く
画面を伏せるか、引き出しにしまいます。通知が目に入ると、頭はまた情報の処理に戻ってしまうでしょう。
3.
眠いなら
30分以内の昼寝をする
厚生労働省の睡眠指針(2014年)では、午後の早い時間に30分以内の短い昼寝をすることが、働く世代の作業効率の改善につながるとされています。机に伏せて目を閉じるだけでもかまいません。
15分の回復を支える
道具8つ
すべてをそろえる必要はありません。引き出しやポーチに収まるものばかりなので、気になる1つから試してみてください。
1.
アイマスク
机に伏せるときや椅子にもたれるときに、視界を暗くします。薄手で洗えるものなら、職場にも置きやすいでしょう。
2.
耳栓
周りの会話や空調の音を小さくします。フランジ型なら付け外しが簡単で、15分ほどの短い休憩にも向いています。
3.
ロールオンの
アロマオイル
手首にひと塗りして、香りを休憩の始まりの合図にします。ロールオン型は液漏れしにくく、デスクでも静かに使えます。香りの好みは人それぞれなので、職場では控えめな量にとどめましょう。
4.
ミントタブレット
休憩の終わりに一粒。口の中がすっきりする感覚を、午後の仕事に戻る区切りにします。缶ごとポーチに入る手軽さも利点です。
5.
ハンドクリーム
指を一本ずつ塗り込む数分は、キーボードから手を離す時間になります。香り付きを選べば、アロマの代わりにもなります。
6.
冷却シート
暑い季節に、首の後ろやおでこに貼ります。伏せて休むときに使いやすく、個包装を数枚ストックしておくと便利です。
7.
小さいノート
午前中に気になったことを3行だけ書き出します。頭の中にある用事を紙に移すと、休憩中に考えごとが回り続けにくくなります。
8.
タイマー
15分、または昼寝なら30分以内でセットします。終わりの時間が決まっていると、寝過ごす心配をせずに目を閉じられます。スマホを触らずに済むよう、キッチンタイマーを使うのも手です。
午後の不調から
1つ選ぶ
8つから迷うときは、いま午後に感じている不調から選ぶと決めやすくなります。
- 周りの音や光が気になるなら、1と2
- 気分の切り替えが苦手なら、3と4
- 考えごとが止まらないなら、7
- つい長く休んでしまうなら、8
続けるための
2つのルール
1つ目は、休憩中はスマホを見ないこと。道具をそろえても、画面を開けば元に戻ります。
2つ目は、道具を一度にいくつも使わないこと。1つを1週間試して、合うかどうかを確かめてから次へ進みましょう。
明日の昼休みは、食後にタイマーを15分かけて、スマホを引き出しにしまうところから。午後の最初の1時間がどう変わるか、確かめてみてください。